Movable Type3.3へアップデート

MT3.3へアップグレードしました！

2006年6月28日、シックスアパートよりMovable Typeの最新バージョン「3.3」がリリースされたので、アップグレードしました。読者には全く関係の無い運用側の話ですが、何せこういうの好きなもので（笑）。

最新バージョンがリリースされたという情報は早い段階で取得していたのですが、MT3.2へのバージョンアップの際、えらい苦労したので、ちょっと様子を見ていました。

しばらく待って、アップグレードした人達の反応を待っていたのですが、アップグレードしたという人達の感想を見ていると、今回はどうやらそれほど手間取る事は無いらしいとの事。という事でアップグレードに踏み切った訳なんですが。。。

ネットの人達のアップグレードした手順を見ると、ほとんどがダウンロードしてきたファイルをアップロードして上書きすればOKという事だったので、その通りにやってみた。現行のMT設定ファイルをバックアップせずに。これが大きな間違いでした。何年IT業界におんねん！と言われてしまうような、初歩的且つ最重要の手順を踏まずにアップグレードしてしまった為、エラい事になりかけました。

どうエラい事になったかって結論から言ってしまうと、アップグレードせずに初期化して新規インストールされてしまったのです！ということはつまり、HTMLファイルは閲覧出来るがそれ以上更新出来なくなった！！訳です。

今回のバージョンでは、mt-config.cgiがかなり簡素化されており、cgiの設置パスの指定と、DB周りの項目を設定するのみでした。このDB周りの設定部分で、どうやら自分の環境以外の部分はコメントアウトするか、ごっそり削除してしまった方が安全だったというのが後々調べた結果分かった訳なんですが、そんな事はせずにアップロードした為、結果的に「システムの初期化」になってしまった訳です。

そうなった後数日悩みに悩み、もうBlogごと削除して新たに作り直そうかとすら考えていたんですが、諦めずに調べ尽くした甲斐がありました。

FTPソフトでサーバーの中身を調べていたところ、どうやら元のDBまで初期化されてしまった訳ではなさそうだという事が、ファイルサイズを見て分かったので、どうやらこの元のDBデータをmt-config.cgiが見つけられていないのかな？という結論に。

これが大正解。

##### SQLITE #####
ObjectDriver DBI::sqlite
Database sqlite
DataSource /path/to/database/directory

僕の場合、ロリポップでSQLITEを使用しているんですがここの部分で、mt-config.cgiのいる場所からDBデータの相対バスを指定する際に、どうやら「DBフォルダ」の中にあるDBデータを指定出来ていなかったという単純な話だったらしい。。

結果的にこのパスを修正した事によって、無事アップグレードが完了しました。

同じ状態に陥った方の参考になれば幸いです。