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やっぱり酷い 民放のスポーツ中継

気がつけば、こっちのブログが2ヶ月ほどもう更新が止まっているではないか。

こりゃいかんということで、慌てて頭の中に溜めてた事を吐き出すことにする。まぁ何かというとテレビ、しかもスポーツ中継についてなのだが。

以前、『スポーツ中継の実況』というエントリーで、大分えらそーに不満を書き連ねたのだが、ここ最近のスポーツ中継を見て、さらに溜まったフラストレーションを、ここで解放することにします(笑)。

今回はご覧になっている人が結構いたかもしれない、つい最近まで大阪で開催されていた『世界陸上2007』。皆さんはあの放送を見てどう思っただろうか?超一流のアスリートが日本で全力を尽くす姿を、気持ちよく観戦する事が出来ただろうか?

2年に一度行われる世界陸上は、僕は結構好きで、毎回かかさず見ている(普通は海外で開催されているので深夜放送が多く、それがまた良い)のだが、大会放送を演出する制作者側(実況、コメンテーター含めて)に毎回悩まされる。

いっそのこと実況・解説音声無しの放送(現地の音声だけ)を選べるようにして欲しいくらい。


まずはやはり、織田裕二と中井美穂のコンビ。いったいどれだけの視聴者が、あの二人の出演を望んでいるのだろう?

二人の息があっていない、とにかくそれぞれが自分のタイミングで発言し過ぎる、会話がかみあっていない、不必要なほど過剰なテンションで喋り続ける、、、などなど。



最近の民放で放送される、スポーツの世界大会(スケートや水泳、バレーなど)は、とにかくエンターテイメント性を強調しようとし過ぎるのか、まったく関連性が思い浮かばないタレントを起用し続ける傾向がある。コレがまた僕にとってはとてもキツイのだ。

スポーツ中継を見る最大の目的は、『スポーツを見ること』だ。間違っても『タレントを見ること』が目的ではない。タレントが見たければ、別のジャンルの番組に迷わずチャンネルを合わせるだろう。

にも関わらず、世界大会の中継があるたびにタレントを配置し、当該スポーツの知識がほとんど無いように感じられるピントのズレた発言や、当たり障りのない誰にでも言えるような発言に終始する。

織田裕二氏にいたっては、知識こそ長年出演していることからそれなりにあるように見えるものの、結局彼の有り余るテンションの高さで、視聴者に対して世界陸上の楽しさを伝えるどころか、自分ひとりが楽しんでいるようにしか見えない。



実況については、先日のエントリーでウィンブルドンの実況が酷いという話を書いたが、まったく同様の事が言える。

結局彼らは大会期間付近の情報しか準備せずに本番に臨むのだろう。

シーズン中の選手の成績や、本番までの記者会見での発言などを収集するようなことはしていないのだろう。

そう思わせるほどに、画面の中の見たままをそのまま口に出す事しかしていないように感じられる。

これでは、画面を見ているだけで得られる情報しか耳には入ってこないわけで、それだったら音声などなくとも、現地の生の音声だけ聞いている方が臨場感があってむしろ良いのではないかと。

長々と書いてしまったので、ここら辺にしとこうかと思うが、とにかく日本のスポーツ中継はこの先変わる事はないのでしょうかねぇ?

テレビに映っている人や喋っている人だけの問題だけではなく、放送局自体の姿勢が変わらなければいけないのでしょうかね。



あぁ、あと最後に一つ。

せっかくの地元開催だったのに、日本人選手のあの頑張れなさっぷりったら一体何だったのでしょう?ハッキリ言って地元開催の優位性を全く活かせなかったのでは?

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