- 2005年5月15日 02:09
- 日記
東京墨田区の今の自宅に引っ越してきて、はや1年が過ぎようとしている。
だけど僕は、この1年間隣人の顔を見たことが無い。
今住んでいるところは、二階建ての鉄筋アパート。 一階二階合わせて10~15部屋程度だと思うこじんまりとした住まいだが僕は結構気に入っている。職場からは片道1時間と、 都内の割には多少遠い感はあるが千葉に住んでいた頃に比べれば不満などこれっぽっちも無い。
こんな今の住まいの隣人に今まで会った事が無い。顔も見たことが無い。足音しか聞いた事が無い。
僕の部屋は角部屋ではないので、隣人となると両側の二世帯が該当する。しかしながその二世帯いずれにもあった事がない。
片側はアパートの構造上少し間隔があいているので物音など全く聞こえないから住んでいるのかどうかすら不明だ。
もう片側は部屋同士が隣接しているので、夜中などに多少物音が聞こえ住んでいる事は確実なのだが対面した事が無い。
別に特別「会ってみたい」という感情は一切生まれないのだけど、どういった人間が隣に住んでいるのか知らないという事実が、
住み始めて一年になろうとするこの頃少し気になっている。
やはり引越しした時に隣人には挨拶するべきだっただろうか。
会社の1人暮らししている人達に何度か挨拶するべきかどうか尋ねてみたことがあるが、「別にいらないんじゃない?」
というようなあっさりしたレスが多かったのでやらなかった。まぁ引越しした当時、
自分が食っていくのもギリギリだったくらい貧困だった為にお茶菓子を包むお金など皆無だったのが一番大きかったのだが・・・。
1人暮らしである事を考えると、自分が体調を崩したりして本当にヤバい状況になった時など、
いざという時の為に隣人と仲良くなっておくほうが良いのだろうけどねと、母親から言われた事を思い出すが、
如何せん会う機会が皆無なのだからどうしようもない。
東京に友人と呼べる人間が少ない僕にとって、
近所に知り合いがいれば何かとありがたいんじゃないかと自分に都合のいい事ばかりを思い巡らしたりするのだが、
この先果たして隣人と出会う事があるのだろうか・・・。
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